● FLMASKって公然陳列ほう助?


毎日新聞(97年4月11日 夕刊)
わいせつ画像モザイク消去  ソフト販売業者逮捕
大阪府警  公然陳列ほう助容疑     

 インターネット上のわいせつ画像のモザイクを消す画像修正ソフトを開発、販売したとして、 大阪府警保安1課と旭署は11日までに、Y市××、○○容疑者(30)をわいせつ図画公然陳列のほう助容疑で逮捕した。 画像修正ソフトの開発者の摘発は全国初という。
 調べでは○○容疑者はわいせつ画像のモザイクを消す特殊ソフト「FLMASK(エフ・エル・マスク)」を開発。 昨年8月から、わいせつ画像を提供しているホームページと提携して、末端ユーザーに1500円で販売した疑い。
 ○○容疑者はホームページの運営者に、電子メールでソフトを売り込み、逮捕された時は、約60のホームページとリンクしていた。 提携したホームページを開き、クリック操作で特殊ソフトを稼動させると、モザイクが消える仕組み。 利用会員は2万人以上にのぼり、○○容疑者は約3500万円の収入を得ていた。
※ 住所/氏名以外は原文のまま

記事の文面だけを読むと、モザイクを被せたH画像をいっぱいならべ『このソフトを購入するとモザイクがとれますよ』と販売していたと読めます。 実際はまったく異なります。詭弁化もしれませんが、FLMASKは画像を加工するソフトです。 モザイク的な加工もできますと掲載されていた程度です。 FLMASKに添付のサンプルも花の写真を加工する方法の説明がされていたと記憶しています。 加工した画像の例として各ホームページが紹介されていました。

画像を加工するソフトが違法なら著名な画像処理ソフトはすべて違法ではないのでしょうか? 誰がどう使うかまで踏み込んで警察が考えておられるのなら、インターネットを利用している日本人の半数以上は法律違反を行っていると思われます。

皆さんご存知の通り、日本の法律と異なる海外のサイトでは日本では考えられないH画像がホームページに掲載されています。 秋葉原、日本橋、通信販売でもHビデオのモザイクを加工する機器が販売されています。 これらを取り締まらずにFLMASKの作成者を摘発するのはスケープゴートを生む事以外にならない。 警鐘を鳴らすための行為だとすればもう少し他の方法もある。


こんな問題に目を光らせるくらいなら、もっと巨悪に眼を光らせてもらいたい。